週が明けて|Tangoの話であったり なかったり

週が明けて

2017年4月 4日

レッスン開始

 昨日は、こちらに来てはじめてレッスンを受けました。教えて頂いたのは、シルビア・トスカーノ先生です。嫁さんにとっては僕以外に初めてタンゴを教わるので、ならば僕の基礎を作って下さった先生にお願いしたかったわけです。

 僕にとっても、タンゴのレッスンを受けるのは10年ぶりくらい。当時のような練習はしていないし、踊り方も振付ではなく、特にここ数年は、「どうすればタンゴバーのマスターらしいのだろう?」と模索し続けてすっかり踊り方も変わっていたのでチョット恐かったのですが、僕なりの10年を感じて下さったみたいで嬉しかったです。特に音楽については、「タケシさんは全然音楽がダメだったのに、どうしちゃったのですかー?」と言ってもらえて救われました。というのも、この日は敢えて、どこまでテンポを崩すかということをテーマに踊ってみたのです。そうすれば当然、注意されるリスクは高くなりますが、僕の個性は、僕が尊敬しているアルゼンチンの先生から見たらどうなのかが知りたかったのです。特にシルビア先生は、利害関係なくダメなものはダメとはっきり仰って下さる先生なので、信頼しているのです。

 もちろん、それだけではなくアドバイスも頂いておりますので、ミロンガで実践してみようと思います('-'*)

 そんなこんなで、あっという間にレッスンは終わり、スタジオを出たところにある待合室に戻ると、ギジェルモ先生とロクサーナ先生に会いました。先日のファンギダ先生といい、意外なところで意外な方に会うものです。

 あ、そうそう。レッスン場へ向かう途中、こんな光景を見かけました。運転手さん、戻ってきたらショックだろうなあ...

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De Querusa

 夜はシルビア先生オススメの「De Querusa」というミロンガへ行ってきました。20時~24時という時間帯も、体力が限界に近づいている僕には優しい(笑)。しかし、これまでのミロンガと違って徒歩圏ではなく、コレクティーボを乗り継いでいくというハードルの高さ。一時間ほど彷徨って、ようやく22時過ぎに到着しました。

 照明の具合といい、踊っている方々の雰囲気といい、とてもいい感じのミロンガでした。ちなみにブエノスアイレスに到着以来、毎日見掛けているお爺ちゃんが、この日も休むことなく踊っておられました。僕は今のところ人から教わった場所をまわっているだけなのですが、このお爺ちゃんのいるミロンガに外れはないという妙な安心感を覚えるようになってきました(笑)