カベセオ|Tangoの話であったり なかったり(β版)

カベセオ

2017年10月22日

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 台風21号が中心気圧925ヘクトパスカルなどという恐ろしい勢力を保ったまま本州に向かっている一方、衆院選で台風の目になると思われていた人物は完全に失速してパリですか。なんとも皮肉な気が致します。

 さてさて、色んなところでよくカベセオについての話題がのぼるので、たまにはこういう話もいいかと思って僕の見解を書かせて頂きます。

 カベセオというのは、ミロンガで男性が女性をダンスに誘う際、いきなり近づいて声をかけるのではなく、まずアイコンタクトを通じて相手の意思確認を行なう行為を指し、ミロンガによってはカベセオが義務付けられています。そういえば昔、NHKで放送されたタンゴ特集でカベセオを取り上げていて......というか、僕がカベセオについて説明をさせて頂くという機会があったのですが、いざ放送されてみると、僕が踊っている最中に別の女性にカベセオを送って次の相手を誘っているというような感じで編集されていて、一部のタンゴファンの方から大ブーイングを受けたことがありました。意図していない編集をされたことも残念でしたが、僕が女性を誘うことに関してそんなに積極的ではないことなどみんな知っているだろうに、「たけしさんて、そういう人だったんだ......」と、テレビを通じて見た印象の方が正しいかのように言われたことにショックを受けたのを覚えています。

 ......余談でしたね(笑)

 ちなみに僕自身は、「カベセオは女性をお誘いする際の有効なテクニックのひとつ」というような位置付けで、絶対的なものではありません。カベセオが苦手な女性もいるでしょうし、カベセオを知らない女性、視力が悪くて見えない女性もいるでしょう。かくいう僕も、視力が悪くて遠くの人は顔すらよく見えないですし、そもそも僕の弟子は目が不自由なので、僕がカベセオ至上主義になるはずがないのです。女性も男性も、臨機応変に振舞える方が格好良く感じています。

 そのようなわけで、僕が主催させて頂くミロンガに関しましては、「踊っている相手や周りに不快感を与えるような行為は慎んで下さい」というルールに留めさせてもらっています。ですが、ブエノスアイレスのCachiruloのように、女性席と男性席を分けてカベセオオンリーのミロンガも面白いと思います。設定をどこに置くかはオーガナイザーが決めることで、僕としては様々なタイプのミロンガがあると楽しいだろうなあと思っているわけでございます。

 そのひとつとして......というわけでもないのですが、ひとつ御報告がございます。縁あって、タンゴサロンをはじめさせて頂くことになりました。10人程度の方がお喋りをしたり踊ったりするのにちょうどいい広さで、「サロン」という言葉がピッタリくる空間。今風に言うならインスタ映えすること間違いナシでございます('-'*)

 詳しいことはこれからなのですが、そう遠くない日にお伝えできると思います。話は前後しますが、昨日、一昨日のブログに書いたBluetoothスピーカーも、このことが購入の動機でした。今も部屋でタンゴを聴いていますが、気を付けないとコタツに居るみたいに心地良くて、ダメ人間に向かってまっしぐらです......(笑)