メッセージ|Tangoの話であったり なかったり(β版)

メッセージ

2017年11月21日

 僕がタンゴで素晴らしいなあと思う点のひとつに、コンプレックスが魅力的に見えてくることが挙げられます。非の打ちどころがない美男美女が華麗なステップで踊っている姿はもちろん美しいですが、例えば......いや、例は出しにくいですが、そうではないペアの方が遥かに心に訴えてくるものがあったりすることも珍しくはありません。しかし、当然のことながら、コンプレックスから逃げたり隠したりしているうちは無理。他人事ではなくて、常に僕も課題にしている問題です。

 タンゴの場合、どうしたって相手との距離が近いので、普段の生活なら見抜かれることがない心の内や器の大きさも、簡単に見破られてしまいます。コンプレックスに打ち勝ってやろうと思うと大変ですが、諦めて受け入れることができたなら、それはもう克服しているようなもの。意地やプライドは、時としてコンプレックスの解放への妨げになってしまいます。時間は誰のペースにも合わせてくれません。その点について、この世は平等です。マイナス要素を何かのせいにすれば言い訳は立つかもしれませんが、心は病んでいきますよ。

 な~んてね('-'*)