鍼|Tangoの話であったり なかったり

2018年11月18日

 足の痺れが気になるので、生まれて初めて鍼に行ってきました。初診ということで、気になっている症状などを紙に書かされたのですが、先生、それを確認する素振りも見せずに治療を開始。俯せになっているのでよくわかりませんでしたが、あちこちチクッとしたので(きっとこれが鍼なんだな......)とか、電気を流されたりとかいろいろしました。

 しばらくすると先生から突然、「最近ダイエットした?」と聞かれました。すげえ。噂には聞いていたけど、なるほどこの人は本物なんだなと確信。

 結論から言うと、ダイエットの後遺症と頭の使いすぎが原因なのだとか。頭の使いすぎ? 僕が??? まあ、それはさておき、どれだけストレッチをしても、お医者さんからもらった神経の炎症を抑える薬を飲んでも効かなかったわけです......。

 帰り際に飲みかけの高そうな漢方薬をもらって帰ってきました。

 僕はマッサージをしてもらう先生は決めていて、その人は毎回必ずマッサージをしながら寝てしまうという癖があるのですが、今回の鍼の先生も似たような感じ。「なんでこんなところに来ちゃったの? ほかに病院とかちゃんとまわった?」。どういうことかと尋ねると、「俺なりにまじめにやってるつもりだけど、ほかの鍼の先生なんかと比べると雑だから......」。雑なのは初診用の紙に目を通さず治療をはじめたときからわかっていましたが、鍼が刺さっている状態で言うあたり、彼もまた天才なんだなと思いました。