一夜明けて|Tangoの話であったり なかったり

一夜明けて

2017年4月 2日

ストックヤード

 話は前後しますが、飛行機内での話から。僕はどうも雲の上で寝ることが出来ない体質のようで、これまではずっと、フライト中はゲームをして過ごすというのが常だったのですが、今回はゲーム禁止令が出ているので本でも読もうかと思っていたところ、とても映画のラインナップが充実していて、「Hobbit」三部作とかを観ているうちに到着していました。ちなみに「君の名は。」や「シンゴジラ」まであって驚きました。

 ダラス空港では待ち時間が10時間もあったので、ネットで奨められていたストックヤード国立歴史地区(Fort Worth Stockyards National Historic District)という西部劇の世界を再現した街へ行くことにしました。ダルビッシュが投げるところが観られるなら間違いなくテキサス・レンジャーズの試合を観戦するところですが、ダラスに到着したのは朝。そもそも野球をやっているはずがありません(笑)

 ストックヤードへは、タクシーで30分ほどで行けるそうです。料金は60ドルほどとか。しかし、急ぐ旅でもないし、慣れない言葉を駆使して公共の乗り物を使って行ってみることにしました。

 ダラス空港の離発着エリアである「ターミナルD」からRemote South行きの黄色いバスに乗り、続いてTRE Station行きのバスに乗り換え。ここまですべて無料です。続いてストックヤードのあるフォートワース(Fore worth)まで列車で移動。一時間に一本くらいのペースでしょうか。駅に駅員さんの姿はなく、券売機の買い方は難しく、親切なアメリカ人に聞いて、なんとか切符を購入。ひとり2.5ドル。しかし、改札がなく、車掌さんの見まわりもありませんでした。フォートワースからようやくタクシーを使用。一応、ふたり分のランチくらいは節約できたのではないでしょうか。暇潰しには悪くないと思いました。

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 ランチは、あらかじめネットで調べておいた「H3 Ranch」でステーキを堪能。アルゼンチンへ行ったら飽きるほど食べるのだからと思いつつ、アメリカ牛との違いを味わいたかったわけです。どう違うと感じたかについては、いずれ......。

 街並み自体は、テーマパークっぽいので、ミッキーマウスのいないディズニーランドに来ている感じ。どことなくシンルンボにも似ていると感じました。悔やまれるのは、ダラスへ向かう飛行機の中から物凄く鼻がムズムズしてきて、くしゃみが止まらず、ひどい花粉症みたいになってしまって、写真を撮り忘れたことです(ちなみに現在は治っています)。......でも、僕の稚拙な写真よりホームページの方がいいかな(笑)

ブエノスアイレスのネット環境について

 僕らが借りているアパートでは、問題なくスマートフォンもパソコンも使えています。ですが、いったん外に出てしまうと、大型チェーン店にでも行かない限り、フリーのWi-Fi環境はありません。外出先でもスマートフォンを使う方法はあるのですが、今のところ不自由を感じていないどころか、ネットカフェに行かなくてもネットが使えているだけで感動しています('-'*)

 問題なのは、アパートに常備してある洗剤のうち、どれが洗濯洗剤かわからず、友人に写真を送って聞こうと思ったら、間違ってカルロス・リバローラ先生に送信していたり、せっかくシルビア・トスカーノ先生がアパートまで訪ねてくれているのに、部屋番号を伝えておらず、あやうく炎天下のなか待たせてしまうところだったり、僕の頭でございます。

 時差ボケが抜けないまま、やりたいこと、会いたい人が多すぎて、なんだか宙に浮いているみたいです。