LOCA一周年を前に......|Tangoの話であったり なかったり(β版)

LOCA一周年を前に......

2018年10月31日

 感覚的にはもっとずっと前のことのように思えるのですが、帰国してから一ヶ月。生徒さんのひとりで、今回一緒にアルゼンチンへも行った作家の山口路子先生が、多忙な時間を削っていま私のブエノスアイレスを執筆されています。拝読していると、当たり前の話ですが僕の知らない時間を過ごし、僕とは違う様々な経験をされていたことにあらためて気付かされ、まるでタイムマシンを使ってふたつの過去を同時に遡っているみたいな気分になります。決して治安の良い国とは言えず、万が一にも誰かに何かがあってはいけないと注意を払っていたので、ツアーのあとしばらくは、夢のような時間が終わったことへの寂しさと、安堵感にどっぷり浸っておりました。しかし、こうして日が経つにつれ、しみじみみんなで行けたことへの喜びを噛みしめています。メンバーそれぞれが何かを感じ、今に生かしているということが見て取れるのもありますが、戦友と呼べる仲間に巡り合えたような......。たとえば一緒に踊っていると、肉体は日本にいながら意識は向こうにいるような感じと言いましょうか。この感覚は得難いものだと思うわけでございます。その余波が今回アルゼンチンへ行けなかった生徒さんたちにも伝わって、特に最近のLOCAの空気はタンゴで満たされています。

 こんな状態で一周年を迎えることができることを心から嬉しく思います('-'*)