王位戦第二局を観て|Tangoの話であったり なかったり(β版)

王位戦第二局を観て

2020年7月15日

 藤井聡太七段、王位戦第二局勝ちましたね。結果だけ聞けば、「強いねえ」「天才だねえ」の言葉で済まされてしまいそうですが、終盤のとんでもない粘り。中継を観ているだけの僕の方があまりに緊張して吐気がしましたよ。

 正直に言って第二局目の初日。あくまで僕の印象ですが、いつもより藤井聡太七段がしょぼんとして見えて、先日の棋聖戦の敗北を引きずっているのかな? と思いました。負け方も負け方でしたしね。初日が終わったとき、このままのモードだったら負けるかも......と、最近将棋が好きになった二番弟子にも話しました。しかし二日目の夜、コンピュータの形成判断では藤井聡太七段の勝利確率は15パーセント。いや、そんなの確認するまでもなく追い込まれていて、ほぼ敗北目前となったとき、ようやく......と言ったらいいのかな。雰囲気がガラリと変わって、ドラゴンボールに例えるならスーパーサイヤ人にチェンジした感じ。スマホの画面越しでもオーラが変わったのがわかったので、興奮しながら「だいぶ集中力が戻ってきているけど間に合うか......」と二番弟子にLINEを送りました。そこから先はギリギリの局面をむしろ楽しんでいるように見え、「ああ、今まさに彼は強くなっている真っ最中なんだな」と思いました。諦めないことの大切さを改めて教わりました。今の時代に一番必要なことかも知れませんね。明日の棋聖戦第四局も目が離せませんです。