初日を終えて|Tangoの話であったり なかったり

初日を終えて

2017年6月22日

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 昨夜は無事に「Tango Bar kazuki with T@ 恵比寿 Suree」を終えることができました。お越し下さった皆様、本当に有り難うございました。手際が悪くてKazukiちゃんの足を引っ張ってしまい、自分の中では課題ばかりが見つかった初日でしたが、どこかブエノスアイレスの地元の人たちが集まるミロンガの香りがして楽しかったです。ちなみに、どのあたりがブエノスアイレスの地元の人たちが集まるミロンガのようだったのかと言いますと、規律の中で調和が保たれているのではなくて、それぞれみんな考え方も個性もキャリアもバラバラで、干渉し合うわけでもなくそれぞれ自由にお酒を飲んだり食べたりお喋りをしたり踊ったりしながら、しかし空気がまとまっている感じと申しましょうか。多くの方からも、「こんな場所ができるのを待ってました」と仰って頂けて、とても嬉しかったです。

 そうそう、眼鏡の忘れ物がございました。(なんとなく心当たりはあるのですが)Kazukiちゃんが預かっていますので、またお越しの際にでも声をお掛け下さい。お急ぎで、かつKazukiちゃんの連絡先を御存じない場合は僕に言って下さっても構いません。

 そして朝、目覚めると、Silvia Toscano先生とPaulo Bidart先生のデモンストレーションの動画がYouTubeにアップされていて、なんとなく再生したら、なんとAriel Arditの「Buscándote」で踊っているではないですか! これは今回のブエノスアイレスでお二人のレッスンを受けたときに教わった曲。曲が流れはじめた瞬間にゾワッと鳥肌が立ちました。御覧頂ければわかると思いますが、シルビア先生がフロアに向かって振り返っただけで場内がざわつくほどのオーラの凄さ。踊りについてはもう、僕なんかがとやかく書くよりとにかく見て頂ければと思います。日本に帰ってきてから忙しさにかまけて自堕落な生活を送っているなあと反省しながら、僕は散歩へ出掛けたわけなのでした('-'*)