完成!|Tangoの話であったり なかったり

完成!

2017年12月 8日

 アルゼンチンの、なかでもカルロス・リバローラ先生に教えてもらったピザ屋さんで食べたモッツァレラとアンチョビのピザの味を再現すべく、嫁さんは試作を繰り返し、僕は試食を繰り返して参りました。昨日は、とある有名なピザ屋さんにモッツァレラとアンチョビのピザがあるという噂を聞きつけ食べに行ったところ、バランスは確かに取れていて美味しいのですが、アンチョビ、チーズ、オリーブそれぞれから放たれるパンチがなく、ひとつの味としてまとまっている感じ。この方が上品だとも思うのですが、僕が求めているのは上品な味ではなく、ジャンクと言われようとも脳がクラクラするほど幸福感で満たされて、すぐにまた食べたくなる中毒性。

 食べていくうちに、思い当たる点が見つかりました。

「なぜ味が馴染んでしまうのか」

(ひょっとしたら、足し算ではなく引き算で考えた方がいいのかも知れない......)

 新宿の伊勢丹で買ってきたアンチョビと100均のアンチョビをそれぞれ二種類の方法で作ってもらったところ、見事に「高級アンチョビ新製法>100均アンチョビ新製法>高級アンチョビ旧製法>100均アンチョビ旧製法」となりました。高級アンチョビ新製法については、これまで求め続けてきた至福感をも達成!

 あとはどうやって等々力のあの環境で作るかですが、「Todoroki TANGO 2017年末スペシャル」でお出しする予定ですので、ぜひ召し上がってみて下さいね('-'*)