最近、特に思うこと|Tangoの話であったり なかったり(β版)

最近、特に思うこと

2018年2月19日

 海外で生活している生徒さんたちと連絡を取り合ったり、LOCAで踊っている生徒さんたちを見たりしていると、本当に皆さん楽しそうで嬉しく思います。僕がタンゴをはじめたきっかけが、タンゴが好きとかではなく責任感からでしたので、自分の弱点がタンゴの楽しさを伝えることになるだろうということは最初からわかっていました。なので味わなければならない経験をせずに済んだぶん味わなくて良い経験をたくさん積み、今ようやく心からタンゴを楽しめ、それを伝えることができるようになったかなあと思います。皆さんを見ていると、オーバーに聞こえるかも知れませんが、時代は変わってきているのだなと思えるんですよね。そんな瞬間に自分が立ち合えていることが嬉しくて、それが今の僕の源でもあります。僕の場合、タンゴをはじめたその週から、よその教室の先生が来られ、「たけしくんタンゴはじめたんだって? ちょっと私と踊ってみなさいよ」と言われ、基本ステップも知らないうちからフロアに駆り出されて鼻で笑われ、(これは急がないといけないな......)と思って早々にアルゼンチンへ勉強に行ったわけですが、そこで年配の方々が踊っているタンゴを見て僕が知っているタンゴとはまるで別物だということを知りました。「な~んだ。急ぐ必要はないじゃないか......」。あと50年くらいかけて彼らみたいに踊れるようになりたいと思うようになりました。結果にスピードが求められることが多いこの御時世に、じっくり作り上げていくことができるものがあるって、なんかいいですよね。