ジュニオール|Tangoの話であったり なかったり

ジュニオール

2020年3月22日
 本当に久しぶりのブログ更新です。皆様お元気でしょうか?(笑)
 なんかねえ......書こうと思っても新型コロナウィルス関連のことしか浮かばなくて。......で、昨今ミロンガを開催することへの賛否が話題にのぼることが多くって、僕としては政府がイベント自粛要請を解除して主催者の判断に委ねると発表した以上、この論議に意味はなく、あるとすれば「参加するかしないか」だと思うのですけどね。なのでFacebookを開くのも億劫な気分になっているのですが、今朝ひさしぶりに見てみたらジュニオールが動画をアップしていました。
 ジュニオールはマリアニエベス先生と共に生まれて初めて僕にタンゴを教えてくれた、言わば父のような存在であり、一日でいいから身体を入れ替えて踊ってみたいと思った人です。全身がゴムみたいで、「本当に骨が入っているのかな?」と疑いたくなるくらい。音楽を表現するセンス、難しい動きをサラッとやってのけてしまう身体能力、床へのタッチの柔らかさ、そして華。上手いを通り越して、見入って心を動かされるんですよね。
 ただね。僕には(はい。くれぐれも「僕には」です)演出がやや臭い......。これだけ曲のフレーズに対して素晴らしいアプローチができるのに......。でもこれが出来てしまうのもジュニオールならではといったところでしょうか。