時代|Tangoの話であったり なかったり(β版)

時代

2020年4月 9日

 毎日のように同業者のかたや愛好家の皆様などがネットに自分が持っている情報をアップしたりメッセージを送って下さったりしています。SNSもひところに比べると読んでいるだけで気分が悪くなるような書き込みは減り、「なんとかこの危機をみんなで乗り切ろう!」みたいな空気が漂いはじめてきているように感じます。タンゴとは関係のない友だちからも「大丈夫?」といった連絡がきたり、僕から送ったり。こういうときは人間もまだ捨てたもんじゃないなと思います。

 そんな折、母から電話がかかってきました。まあだいたい母から連絡がくるときは、泥酔して記憶がないか感情が暴走した極度のヒステリック状態。さもなければ頼み事。どれだとしてもロクなことがありません。ただ、僕のほうも来月以降、SinRumboで何かできることがあって両方に意味があるなら......という気持ちもあって話したのですが、ベーシックが違うのかな。自分の考えを否定されると捨て台詞を吐いて一方的に電話を切る。「アンタなんか産むんじゃなかった。......アンタもね、子供なんてつくらないほうがいいわよ。面倒臭いから」と今回は言われました(笑)。産むんじゃなかった。......そうねえ。その言葉は記憶に残っているなかで僕が母から言われた最初の言葉かな。以来、(俺だって頼んで産んでもらったわけじゃないのに)と思いつつ、何千、何万回と言われ続け、ときどき、「それ本心じゃないわよ」と言って下さるかたもいて、僕もそう思いたいのだけど、だいたいその言葉が発せられるときは酔っ払っているときか自分の思い通りにならないとき。世の中には子供を殺す母親もいるわけだし、必ずしも血と愛がイコールではない家族も存在するのだという気持ちも出てきてしまうんですよね。

 ......まあ、こういう愚痴を言いたかったわけではなく、我が家においては社会的危機が訪れてもなかなか色々難しく、しかしSinRumboには思い入れがあるので何かしらの応援はしていきたいと思っています。

 あとやっぱりこれからの時代、デジタル化への波がさらに加速していきそうですよね。実際のところ新型コロナの終息も一ヶ月やそこらでどうにかなるとは思えないし、仮に乗り切ったとしてそこからがまた正念場でしょう。そしてコロナが落ち着いても、かつてと同じようなミロンガが待っているのかな。SinRumboの件も含めて自分に何ができるのか。いま家に居る時間が長いなかで、じっくり考えていきたいと思います。