ミロンガにて|Tangoの話であったり なかったり(β版)

ミロンガにて

2018年2月12日

 昨日は久しぶりに外のミロンガへ踊りに行きました。朝から嫁さんのテンションが妙に高く、確かにLOCAでは滅多に踊る機会がなくて、仮にあったとしてもプライベートな感覚ではないですからね。

 ......彼女がタンゴに対して前向きな考えを持ち始めたのは去年の今頃だったでしょうか。タンゴに限らずそうですが、物事というのは最初の印象が何より大事。僕がとにかく運が良かったのは、初めてタンゴをきちんと観たのも指導をして下さったのも、Maria Nievesであったことです。この縁において、すべての人に感謝しております。なので嫁さんに対しても、なるべく早くブエノスアイレスで本場の空気を感じてもらいたいと思いました。......でも正直なところ、ここまで変わるものなんだなあと驚きもしております(笑)

 もうひとつ運が良かったのは、生徒さんに本当に恵まれていることです。最近の話ですと、今年から仕事でアメリカへ行っているTくんが、向こうではタンゴを踊れる環境が乏しいらしく、みずから立ち上がってプラクティカをはじめたという話を聞きました。彼を誇りに思いますし、少しばかりはタンゴに貢献できているのなかな? という気分にもなれます('-'*)

 ときどき「上達すればタンゴが面白くなる」という話を耳にしますが、僕はどこか無責任な言葉だなあと思って聞いていて、上達して面白い時期なんてさほど長くはなくて、そのあとに待っているのは「飽き」なのではないでしょうかね。いつも自分の中に課題を見出せて、それに向かって少しずつステップアップすることに喜びを感じられるかどうか。なので、「どのくらい練習すれば楽しめますか?」「いくつステップを覚えたら踊れますか?」と聞かれれば、「今だって楽しめますよ」「ステップを覚えることと踊ることは違うと思いますよ」と答えています。生徒さん方にも、「今できることを手を抜かずに自信を持ってやりなさい」と言っています。そのせいか、そもそも僕に習いたいと思って下さる方の傾向なのか、とにかく皆さん根が前向きで、タンゴに対する深い愛情と自分なりの世界観を持っていらっしゃり、いつも素晴らしい空気感の中でレッスンやミロンガをやらせて頂いております。

 昨日は何人かの生徒さんたちと一緒に行ったのですが、ミロンガの帰り、あるタンゴの先生から、「たけしくんの生徒さんは、いつもみんなキラキラしてるね」と言ってもらえたことが嬉しくて、今日は恥ずかしげもなくこんなことを書いてみました。