タンゴの音楽とダンス|Tangoの話であったり なかったり

タンゴの音楽とダンス

2018年3月 6日

 一昨日のTodoroki TANGOに対して、何人かの方からメール等を通じて感謝のメッセージを頂きました。こちらこそ有難うございます('-'*)。はじまる前からこのブログでも、「次は直球勝負で......」というようなことを申し上げてきましたが、それは選曲のことだけではなく、ミロンガに絡めた一切の企画を取り払い、タンゴの踊り場として特化するという意味も込めておりました。結果、楽しんで頂けたなら本当に良かったです。

 僕がタンゴをはじめた頃、一時期日本でもレッスンを受けたことがあり、教え方に疑問を抱いた僕は、「身体の使い方も大事ですが、そもそもどうやって踊ればいいのですか?」と聞いたことがありました。するとその先生は、「身体の使い方を理解できれば音楽は自然と入ってくる」と仰られ、それとこれとは関係ないのでは? と思ったものですが、あれから約15年。今ならはっきり関係ないと申し上げられます。

 昨日のレッスンで生徒さん方には伝えたことなのですが、例えば俳句の場合、どんなに美しいフレーズが書けたとしても、五七五のベースがなければ俳句になりません。「字余り」などのテクニックも、ベースがあってはじめて活きるわけで、タンゴも同じだと考えるわけでございます。