タンゴのレッスンについて思うこと|Tangoの話であったり なかったり(β版)

タンゴのレッスンについて思うこと

2018年8月26日

 足りない時間をなんとかやり繰りしながらレッスンに通ってくれたり、今できない自分と素直に向き合い、コツコツ努力しながら克服していくことに喜びを感じてくれたりしている生徒さんたちの姿を見る機会が最近増え、とても嬉しく思います。要領がいい人ならタンゴはある程度すぐ踊れるようになるかも知れませんが、インスタントコーヒーみたいといいましょうか、時間をかけて淹れたコーヒーとは違います。まあ、もちろんインスタントコーヒーのほうが好きな方もいらっしゃるでしょうが、タンゴを長く続ければ続けるほど、誰より本人が焙煎の味をわかってきて、しかしながら今さら後戻りもできないというケースを僕は数知れないくらい見てきました。いわゆる兎と亀の話でございます。40、50歳からはじめても、まだ何十年も楽しめるのがタンゴ最大の魅力だと僕は考えているので、慌てるのは勿体ないし、気付くことがあったらいつでも基本に立ち返ったり、別の豆を加えてブレンドさせたりしていけばいい。そうして誰かのコピーや基準ではなく、自分だけのタンゴを時間をかけて作り出していくことに楽しみを見出していって頂けたらいいなと思うのです。