16年|Tangoの話であったり なかったり

16年

2019年6月 6日

 来週末は、いよいよタンゴダンスアジア選手権ですね。今年で16回ですか。僕はすぐ、自分がいつからタンゴをはじめたのか忘れてしまうのですが、この大会がはじまった時と同じということは覚えているので、毎年この時期になると自分のタンゴ歴を思い出します(笑)
 大会に伴い、オフィシャルミロンガの開催や、大会に合わせたのかどうかはわかりませんが、Orquesta Romantica Milongueraの来日ライブミロンガもあったりして、活気に満ちそうですね('-'*)

 さて、身体をイチから作りかえようと思い立って、もうじき一年が経ちます。ブリックスから「たけし、妊娠した?」と腹を見ながら言われたことがきっかけではあるのですが、その前から必要性はわかっていて、背中を押してもらえたような感じです。きのうのブログでいうところの第一期の貯金を食い潰しながら続けてきましたからね。

 タンゴバーのマスターという立場で踊っている分にはそれでいいと思っていました。面倒臭い人間関係に巻き込まれることもありませんしね。そして、その頃から、昔であれば「手持ちのカードはとにかく全部使い切る」という考え方から、「切らずに済むカードを敢えて切る必要はない」に変わり、今ではすっかりそれが処世術になっています。しかし、もうボチボチだなと......。僕はタンゴを教えるとき、どんな生徒さんであっても自分を超えてもらいたい(何をとって「超える」というかについての定義は様々でしょうが、僕が考えるのは、「その生徒さんが望んでいるカタチで楽しく踊れるようになる」ということでしょうか)と思っていて、しかし超えられるにしても越えられ方があるだろうと。今回のAGITOの企画もそんな気持ちのあらわれです。

 少し余計なことを書いてしまったような気もしますが、そうして一年が経とうとしています。僕が重きを置いてトレーニングしているのは体幹と足腰の強化で、昔のようにはいかない反面、当時は解けなかった謎がわかったり、劣等感と戦いながらやっていたエクササイズを楽しく続けられるようになりしました(筋トレは相変わらず嫌いですが......)。まあ、まだまだ自分が理想とする動きには程遠いので、マイペースにやっていこうと思います('-'*)