最近|Tangoの話であったり なかったり(β版)

最近

2019年11月16日

 年末年始のこととか来年全体のこととか、予定を聞かれたり自然と考えたり、今年も終わりに近づいているんだなあと感じます。最近、インド料理の作り方のYouTubeにハマっていることは前回のブログで書きましたが、その影響で、家で料理を作るときも外食するときもすっかりインドモードになっています。そんななか、ある生徒さんが先日ひとりでウィーンのミロンガに行ってきたと報告を受けました。彼女はタンゴをはじめてまだ半年。今度は上海のタンゴマラソンに参加するそうで、とても頼もしく感じています。

 僕はタンゴを教えるとき、身体の動かし方やステップ、リズムの取り方は勿論ですが、もっとも大事にしているのは「タンゴを踊る」という感覚です。どんなに綺麗な身のこなしでリズムを押さえ、様々なステップを繰り出せたとしても、そこがなければ踊っているとは僕には思えないからです。なので初めてタンゴに触れた方から感じることもあれば、10年以上続けていても感じない方もいます。例えるなら笑ったことがない人にどうやって笑い方を教えるか。「口角を上げてお腹の奥の方からハッハッハと声を出しましょう」とグループレッスンで言って、生徒さんたちが僕の真似して繰り返しても、徐々にそれっぽくなっていくかも知れませんが、果たして心から笑えるようになるだろうか。実際に笑わせることで実感じてもらうことが大事だと思うわけです。この考え方をわかって頂ける方もそうでない方もいらっしゃると思いますが、今の時代、いくらでも教室はありますからね。僕は僕の教え方に興味を持って頂ける方に伝えることができればいいかなという感じ。ミロンガについても同様で、よくタンゴ関係の方と飲んでいると、将来の日本のタンゴ界をどう考えるかという話になりがちなのですが、僕はほとんど興味がなくて......というより想像はついているので、目の前にあることを一つひとつ大事にしていくことに重きを置いています。そんななか、ウィーンのミロンガに行った生徒さんから、「たけしさんの教え方は万国共通なんだなということを実感じました」とメッセージが届いてとても嬉しい気分になりました。今度の上海も存分に楽しんで来て欲しいと心から思います。そして僕も、どこかに行きたいなあという気持ちが沸々と湧いてきているわけなのです。