ミロンガについて思うこと|Tangoの話であったり なかったり(β版)

ミロンガについて思うこと

2019年12月 7日

「たけしさんの所には若くて綺麗な女性が多いよね」とよく言われます。そのたび僕は、「なんでだろうね。その理由を俺が一番知りたいんだよ」、「若いイケメンも多いよ」と答えています。「そんなことないですよ」というのはおかしいですからね(笑)。しかし本当のところ、なぜそうなのかの理由は僕もわかっておりません。くれぐれも断っておきたいのですが、Aという考えを発することがA以外を否定するものではなく、Aの考えを正当化するためにA以外を否定する言動は好きではありません。例えば「Concept Milonga "AGITO"~For Next Tango Generations~」という若い人やビギナーさん向けのクローズドミロンガを運営しているからといって、これ以外のミロンガのコンセプトを否定しているつもりは一切なく、このひとつを切り取って、「結局たけしは若い人が好きなんだ」と言われても(以下略)。若い人やビギナーさんはタンゴ界にとって宝物ですからね。そういった方々がどうやったらミロンガを楽しめるかを考えるのも、オーガナイザーの仕事だと考えています。

 先日のブログにも書きましたが、僕はミロンガに行くときは未だに緊張するし、ブエノスアイレスのミロンガほど気軽に楽しめないところがあって、だからといって日本のミロンガを否定するものではまったくありません。しかし、どうしたら僕のような性格でも楽しめるミロンガを作ることができるだろうか? という気持ちは常にあります。その答えの一つひとつが、LOCAであったりTodoroki TANGOであったり、AGITO、La Noche del Tangoであったりするわけです。指導方法についても同様で、自分が教えたいことを教えるよりも、生徒さん一人ひとりの要望やその生徒さん自身がまだ気付いていないセンスを引き出すことを優先しています。僕がタンゴで本当に伝えたいことは、タンゴを踊る楽しさと他人に迷惑をかけない方法くらいのものなのです。

 要は、そう考えながらタンゴの世界に携わっていたら、冒頭のようなことを言われる機会が増えたということでしょうか。

 ......とはいえ一方、僕にはやってみたいミロンガの企画がいくつもあります。ただ、それらを実行するには時期早々と申しましょうか。不思議なもので、タンゴ以外の仕事ならリスクを気にせずどんどん突っ込んでいけるのですけどね。きっとこれは、最低限、親が築いてきた歴史に対するリスペクトなのでしょう。のんびりと、でも確実に進んでいければいいかなと思っています。

 なんで急にこんな話を書いたのかというと、来年のミロンガ企画を考えているからなのでした('-'*)