Tango Bardo Japan Tour 回顧録-5|Tangoの話であったり なかったり

Tango Bardo Japan Tour 回顧録-5

2023年7月11日

 少し間が空いちゃいましたね。ひと段落して疲れが出たのだと思います。約一週間近く体調を崩しておりました。いよいよコロナにかかったかと思ったのですが、ヘルパンギーナとかいう子供がかかる病気でした。なんで俺が......それだけ免疫力が落ちてたということですかね。なんにせよ、ひと段落する前でなくて本当に良かった。

 さて、僕にとってタンゴの生みの親はMaria Nievesであり、育ての親はSilvia Toscanoになります。色々な先生に習ったほうが多角的に捉えられるという考え方もありますが、続けているから得られることもあるわけで、このツアーにおいてもどれだけシルビア先生に助けられたことか。

 今回、シルビア先生には、彩ちゃんとはインプロの考え方、美帆さんとは振付をリクエストしていました。インプロって踊ったことなかったんですよね。どうしたらいいのかもわからない。しかし、それに対する明確な答えは教えてもらえなくて、ひたすら細部について指導を受けました。振付については、数少ない時間のなか、まして物覚えが悪い僕に体調を崩しながらも教えてくれ、帰国後もビデオをチェックしてアドバイスしてくれ、本当に有難かったです。なかなか思うようには踊れませんが、積み重ねていくしかないと今しみじみ感じています。