因果|Tangoの話であったり なかったり(β版)

因果

2018年8月31日

スマホでネット将棋をやるのですが、いつも己のヘボさにうんざりします。また、ハンター生活においては、なんだかんだと10年くらい経つわけですが、こちらもヘッポコハンターから卒業できず、いま龍結晶の地で暴れまくっている極ベヒーモスについては半ば匙を投げており、嫁さんと、タンゴでも繋がっているOちゃんに委ねております(笑)。「さすがにこれはムリだ~」と愚痴ると、Oちゃんは「俺だって何十回、何百回も死んでクリアしたんだから、すぐに出来なくて当たり前」と説教されるし、将棋においても、負けた腹いせにコンピューターのレベルを最弱にして仕返しをしているようでは上達するわけもなく、一局指せばヘトヘト、一体狩ったらグッタリ。どちらもかけがえのない趣味でありつつ、志はあまり高くないのだなと痛感致すわけなのであります。

 タンゴも同じで、志は人それぞれ。僕の場合はまず(当時)やらざるを得ない家庭環境があって、本当に有難いことにスポンサーが付いて何度もアルゼンチンまで勉強に行かせてもらえたし仕事もあったし、傍から見れば順調そうに見えたかも知れませんが、実力もメンタルも育っていなかった中でのことだったので、心の中は焦りと逃げ出したい気持ちばかり。母は宝塚時代のイジメに耐えられなかったというし、下の妹はむかし角川春樹さんに声をかけられ、いったんは......映画のタイトルまでは書かない方がいいかな。やはり途中で逃げ出したみたいだし、僕が一度タンゴを辞めたとき、「血は争えないなあ」と思ったものでございます。タンゴバーのマスターとして復帰してからは、自分の踊りはさておき、縁あって教わりに来てくれるようになった生徒さんたちや、ミロンガを楽しみにしてくれるお客様方にどう応えていくかというのがテーマになりました。そして半年ほど前、弟子とレッスンをしているとき、一瞬ドキッとするほど深い部分で彼女がタンゴを感じていることをアブラッソを通じて伝わってきたり、現在アメリカで仕事をしている生徒さんは、タンゴのない環境を自ら切り開き、レッスンやプラクティカを開いていたり、嫁さんもミロンガで踊るのが楽しくて仕方がないようだし......。こうした状況が、自然と僕を以前とは違う気持ちでタンゴに向かわせてくれるようになりました。感謝しかないですよね('-'*)

 ......と、なぜこんなことを書こうと思ったのかというと、懐かしいチラシが出てきたからです。そうでなくても回数は少ないとはいえ久しぶりにアルゼンチンでレッスンを受けるということで思うところはありますし、そんなタイミングでまさかの塚原先生がニュースになって子供の頃のことを思い出したり。そう、ニュースを見るまで自分が体操をやっていたことなんてすっかり忘れていたくらいですから......。ああ、そうかあ。人を見て何をどのくらいトレーニングすればこのくらいこうなるみたいな感覚って、僕はタンゴとか編集者としての視点とかで身に付けたとばかり思っていましたが、幼い頃には良さがわからず嫌々観に連れて行かされた宝塚の舞台や、朝日生命体操教室での経験が土台をつくっていたのかも知れませんね。それにしてもこれ載せるのホント恥ずかしいけど、過去の自分を否定したら当時の僕が可哀想ですからね。このときはイメージをミュージシャンの方に伝えてテーマ曲も作ってもらいました。今にして思えば図々しい話でございます。それもこれもあの頃なりにもがいていた結果ということで許して下さい。

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