レッスン、ミロンガについて|Tangoの話であったり なかったり

レッスン、ミロンガについて

2020年7月10日

 きのうは都内の新型コロナウィルス感染者数が224人。過去最大人数を更新しました。そんななか様々な方が今後のアルゼンチンタンゴの在り方について述べられています。僕は、「タンゴを発展させる」「タンゴを守る」「自分の身を守る」は切り分けて考えるべきだと思っていて、確かに「タンゴの火を消さないため」と言えば聞こえがいいですが、どうやったってそう簡単には消えないとも考えています。

 ちなみに僕は今レッスンを再開していますが、告知はしておらず、直接連絡を頂いたり紹介だったりで習いに来て下さる生徒さんたちは皆、可能な限り最大限の注意を払ってくれています。コロナを気にするなら今はタンゴに関わらない、もしくはオンラインのみにするのがベスト。次いで見知った者同士のコミュニティのなかで小さく続けていくこと。個人的にはこの二択かなと思っています。

 また、コロナ以前であれば、せっかくレッスンしているのだから色んなミロンガに行ってたくさんの人と踊るのも醍醐味だと考えていましたが、今はレッスンも含めて渡り歩くことには反対です。万が一教室(会場)がクラスターになった場合にタンゴ界隈での飛び火を回避するためです。これは"抱え込み"とは違うと考えています。そういう意味でもコミュニティがキーワードになってくるような気がしています。